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お酒

酒蔵巡りat神戸

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最近暑くなってくるわ、課題だらけでしんどいわでもう大変。
そんな時はうまい酒を堪能するにかぎるねえ(笑)

という思考のもと、酒蔵が何と4件以上もひしめく神戸市東灘区の魚崎周辺に行ってきた。

東灘区…灘…そう、あの「灘」だ。そんな名前のとんでもない学校があった気もするがそれはおいといて、昔から酒造で有名なところ。これなら間違いなかろう、と喜び勇んで一軒目の酒造記念館に向かったのだった…

今回はその時のお話といこうじゃないか。


 というわけでまず最初に向かったのは菊正宗の酒造記念館だ。
ここでは(というかこの辺り一帯では)酒造りの一通りの流れを学ぶことが出来る。
詳しい流れについては実際に見に行って確かめてもらう方がいいかな。
その行程の一つに酛仕込みというのがある。
つまり蒸米を麹と分けて乳酸発酵させるわけだが、現在では殆どの蔵が速醸酛というのを使っているそうだ。
 速醸酛は市販の乳酸を突っ込むもので、その字が示す通り早く酒母ができ、(二週間程度)リスクも少ないのだが、それに対し、生酛は昔ながらの製法で、自然の乳酸菌の力を借り、速醸酒母の約二倍の時間をかけ、ゆっくりと発酵させる。菊正宗では現在でもこの手法が守られており、こだわりが感じられる。
 実際この辺りの酒蔵ではどこも試飲をさせてくれるのだが、ここでは火入れ前の生酒をだしており、それが最強に旨かった。非売品なのが本当に残念だねえ…恐らく殺菌行程を経ていないため保存が全くきかないか、その場でないと味が著しく劣化してしまうなどの理由が考えられる。
 菊正宗は他のメーカーに比べて少し高めな印象があったが、そこにはちゃんとした理由があったということが分かった。刺身と一緒にうんと冷やした辛口が飲みたいねえってなときにいいんだよな…

 次に向かったのは白鶴の酒造資料館。白鶴は普段わりとよく飲んでるように思うねえ。しぼりたて生貯蔵酒が300円くらいでたいていのとこに売ってるから日本酒が欲しくなったとき気づいたらレジに持ってってることがよくある。なんていってたら欲しくなってきた…
 それはさておき、展示はここが一番分かりやすかった。昔の酒造りの様子を昭和40年まで実際に使われていた蔵の中で立体的に展示している。2階に上がった時、木の床がギシギシいっているあたりに歴史が感じられた。
 ミュージアムショップも充実していてここでしか入手できない限定品も売っていた。試飲は無料と有料があったが、超絶資金難のため有料は泣く泣く断念。ええい!次回もっぺん出向いてやる!

 ほろ酔いになりながら次は櫻正宗へと向かう。ここは展示とかより食べるとこが充実している感じだったが、面白いものがおかれていた。IMG_1073_convert_20120527233351.jpg
なんと明治時代の瓶だ!!
他にも昭和期のものや、中には当時のお酒が入っているものもあった。まあ飲めはしないだろうけどねえ(笑)
 
 最後に向かったのは浜福鶴の工房だ。今まで見てきた展示は昔のものを再現したのが殆どだったが、ここでは現在使われているタイプの機械を見ることが出来る。設備は割と現代的だが、その機構は昔の設備を再現したものになっていて、本来は難しいといわれていた大吟醸の管理も機械で行っているらしい。
 ここはすごい気前よくいろんな種類のお酒(主に原酒)を次々試飲させてくれた。それが一つ一つ微妙に違っていて、もちろん旨かった。そのまま古酒を買いました。また、「大吟醸ソフト」なるソフトクリームをおいてたので食べてみたら、お酒の香りがしてこれまた旨かった。お酒は苦手なんだけど…っていう人も楽しめるんじゃないかと思う。

今回いったのは以上だけど、他にもまだまだあるみたいだ。そのうち全部まわりたいねえ(笑)

 というわけでまとめだが、人は昔から酒を造り、酒とともに歩んできた。一世代前に比べて酒を飲む人が減ったというようなことがよくいわれるが、恐らく酒造りの文化が途絶えることは無いだろう。世界各国どこを見ても酒というのは存在してるわけだしねえ。これが潰える時は人類が終焉を迎える時なんじゃないかという気さえする。完全な想像だが、あながち間違いではないかも知れない…どう思うかはその人次第といったところか。
 また、最初の生酛の話に戻るが、最近はまたこれに注目するところも出てきているようだ。一時期近代化してその後原点回帰が図られるというのはよくあること。今は近代的な機械と工場で作られていてもやはり根底は同じ。やはり過去にヒントを得ているし、受け継ぐべきところは受け継がれている。仕込みの時は蔵ごとに違う歌で調子を合わせるのなんかもそれにあたるだろう。時に現代の力を駆使し、時に伝統を貫き、また時に歴史に学び直す、そうしてさらにおいしい酒を目指す。お酒に限らず文化の歴史はこのようにして作り続けられるのだろう。

 そう考えると一杯の酒が途方も無い歴史の味に感じられるのは私だけだろうか…

 やれやれそんなこといってたらまた飲みたくなってきたねえ。休肝日なんてあったもんじゃないよ…

 では今日はこの辺で。

 


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~ Comment ~

 

こんばんは!NICOTOMMYです!

お酒を扱う者として非常に感銘を受ける記事でした。

人とお酒は共に時代を歩んできて、現在人は利便性を追ってばかりですが、お酒は頑なに昔の製法で作り続けてるウイスキーなどがあります。

今の事件や政治の光景を見てると、人もそろそろ原点回帰をしなくてはいけないのかなあって思ってしまう、そんな今日この頃です。

NoTitle 

NICOTOMMYさん、コメントありがとうございます!
感銘を受けていただいたなら誠に光栄です。

ウイスキーは特にシングルモルトは結構個性豊かにそれぞれの製法を守り続けているものが多いように思います。逆にウイスキーの近代化というとなんでしょうね…ブレンデッドの誕生でしょうか。

第二次大戦から60年以上が過ぎた今、我々人間もそろそろ歴史を見つめ直し、新たな未来を切り開いていく時期かもしれませんね。
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